【サイズ】約φ125×H65ミリ/300cc(満水)
【重さ】約180グラム
【質感」つるつる
【素材】陶器
【お手入れ】ご使用前のお手入れは特にありません。
但し、貫入が入っていますので、気になるかたは使い始めにお湯に通していただくと色が入りにくくなります。
長野/高遠で作陶されている宮崎匠/山上さんの十草飯碗です。
宮崎さんが制作される器は最近の今風なスタイリッシュな器とは一線を画したオーセンティックな器です。
武骨で古武士のような趣きのある器です。
私が子供の頃我が家にあった北欧の器と趣きが似ているとお伝えすると、「理解できます。北欧ではないのですが、隣国のイギリスの陶器でスリップウェアやガレナ釉といった民芸陶器があり、日本のそれも製作での意匠が似ているため、私のものもそのように感じていただけるのではないでしょうか」と言うお返事が返ってきました。
改めて拝見してみると、「今を捉えた」器というのは明日になればちょっとくたびれた流行遅れになちがちですが、古典的な技法は選ばれて継がれていただけに、結局は「永遠に新しい」と再認識しました。
十草飯碗は大きさとしては小さくもなく大きくもない「中」サイズですが、容量はほんの少しですが大きめです。
口部分をぽってりとさせて、少し反らしてあるので当たりが優しくなっています。
重さも見た目より軽く仕上がっています。
宮崎匠/山上さんの器は、ナイーブでありながら品格のある凛とした器です。
■作家さんの器は一つ、一つ手作りですので、色・形・釉薬のかかり具合などに誤差がございます。
また、サイズ表記は目安としてお買い求めください。